良くも悪くも。

お取り寄せパスタソースのナチュラルグレースメルカート 良くも悪くも 動き始めたゲノム編集

こんにちは。

曇り空の甲府から。

先日、ゲノム編集の本を読みました。

20歳でワインに出会い、強いインスピレーションを感じてワイン業界へなんの知識も持たずに飛び込んでいった先の 会社や先輩に恵まれ、ちゃんと勉強しなきゃとワインについて勉強し始めた頃からずっと疑問に思っていたことがありました。

ワインの原料となるブドウ品種は何千種類もあるのですが、交配品種によって生み出された品種の数の多いこと。

たまたま山梨へ嫁いで葡萄農家の話を聞く機会が多く、接ぎ木など、目に見える形での栽培で新しい品種を生み出したり、例えば種無しの葡萄(生食用)とか、またワイン用ブドウ品種も欧州品種にアジア品種をかけ合わせたりなど、なんとなく理解できていましたが、

つい昨年のことですが地元新聞やニュースでは輸出用のシャインマスカットのゲノム編集に成功した。というような報道がありました。

ゲノムって何?!と調べていたらゲノム編集はピンポイントで狙った遺伝子だけを切ったりつなげたりして編集、突然変異ではなく変異を起こさせることができる、遺伝子を作り出すこと(自分の理解としてはそうなのですが)で、

一方、遺伝子組み換えは特定の遺伝子を組み込むことで自然界では発生しないことを実現できるということ、なんだそうです。

正直、ハ?テ?ナ? です(゜゜)~ ゲノム編集でできた種無しの形も味も最高品質を保ったシャインマスカットが、さらに改良や追加編集されたとしたらどんなことになるのだろう。

と恐ろしくなりました。 先日、ソムリエが集まってブラインドテイスティングする会で8種類のワインが並びそれぞれに色調、香り、味わい、そして総評と勉強してきました。

生産国、ブドウ品種、年代、テロワールを含む醸造技術、保管状態によって違いがあり、サービスについても料理とどう組み合わせるか、その日の天気やお客様の状態などすごく細やかなところまで観察してサービスするレストランも多くあります。

葡萄品種から醸造までゲノム編集されたワイン、そしてゲノム編集された料理が出てきたとしたらソムリエもシェフもいらずになるのでしょうか?!

何か大事なことを忘れてしまっているんじゃないか、我々人間よ。とつぶやきたくもなりました。(-.-)

ただ、美味しい、甘いだけの感想になりそうです。食べることへの執着心が強いだけにとても寂しく感じます。

医療界において先天的な病気などに対する先進医療目的であるならば理解もできますが、今や、ゲノム編集によってベビーちゃんが生まれてきてしまう時代なんだそうです。

子供を見ていて思いますが、それぞれに個性があって、不器用や器用なところもあって親が成長させられてる部分も多くあり、 手のかかる子ほどかわいい、などとおじいちゃんおばあちゃんの言葉は名言だな。と思ってしまうのでした。

話がまとまらない一日の始まりです。(‘Д’)

【贈答・プレゼントにも。こだわり高級素材無添加パスタソース専門店・おとりよせのナチュラルグレースメルカートのブログ】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です